大衆酒場ベスト1000

2011年11月02日

第46回「馬力(池袋)/じゃこカツ」

池袋にまた1つ昼間っから飲める名店発見!

今ご覧になっているこのページの、右のあっち側→に、「東京朝呑み散歩」っていうムック本の宣伝ありますよね?
これ、実は僕も記事を提供させて頂いた、東京で朝から飲める店をかなりの数網羅した、一言で言えばバカな1冊なんですが、見本誌として頂いて以来たまに読み返してはウットリしているくらい最高な1冊でもあるんです。

で、中でも妙に気になるお店があって、それが錦糸町の「馬力」というお店。
ホルモン刺しの盛り合わせの写真が載ってるんですけど、それがあまりにもソソるんすよね。
しかも値段もお手頃!
いつか行ってみたいなぁ、なんて思いつつなかなか機会もなく、憧れの気持ちだけをくすぶらせていたんです。

ところが先日、僕の職場がある池袋の街を無目的にウロウロしていた時の事、見つけちゃったんすよね。




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あ、馬力!





ここ、ちょっと定かではないんですが、前は別のお店があった気がするし、店構えも新しそうなんで最近出来たんだと思われます。
それがお昼の出来事だったんで、会社に戻って仕事もそっちのけで検索。
そうしたら案の定、錦糸町の馬力の系列店っぽい事が判明!
やった〜憧れてた馬力が思いの他近所に!
無論さっそく潜入して来ましたよ。


というわけで「馬力 池袋店」さん。
西口の繁華街の中にあります。

そんなに広くなくて1階はちょっと面白い形のカウンターのみ。
どうやら2、3階席もあるっぽくて、そちらはテーブル席なのかもしれません。
オーソドックスな大衆酒場ってな雰囲気ですが、やはり新しいからか年季はそんなに感じられず、とって小ざっぱりとした綺麗な店内です。

「馬力」っていうからには馬肉がメインのお店なのかなって思いがちですけどそうでもなく、串焼きや揚げ物、煮込み類、おでんに加えて本日のおすすめメニューなど、かなり種類豊富なお料理を提供されていますね。
どうやら店名は、本店がウインズ錦糸町の近くにあるという事で、競馬由来のものらしいです。
確かにメニュー表や大将が着ている馬力オリジナルTシャツにも競馬新聞的なテイストが盛り込まれていて、なかなか愉快な感じ。
あ、でもトロ馬刺とか馬肉ソテーとか馬レバー刺しとか、そういうのも少しあります。


さて、まずは飲み物、白、黒の他に、珍しい赤ホッピーがありますよ!
それをセットで頂きますか。




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ホッピー(赤)セット(390円)





グラスの馬の絵が盛り込まれたロゴがかっこいい!欲しい!
そして見て下さいこの焼酎“ナカ”の量!

僕、この馬力にはまだ、仕事が終わって次の用事までのちょっと時間の空いた小1時間、とかでしか行った事ないんです。
なので毎回このホッピーセット+ナカを1回おかわりして、ゆっくり飲んでちょうどいいくらいの時間になるんですが、それだけでかな〜り良い心地になってしまう頼もしさ!

ちなみに焼酎は由緒正しきキンミヤでして、段ボール入り業務用18リットル入りのでっかいやつに直接注ぎ口が付いていて、そっから注いでくれます。
なんか嬉しい。


それではそろそろ注文しちゃいますかね、憧れの“アレ”を!




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生ホルモン5点盛り(590円)





これこれ!憧れ続けた1皿!

右上から時計回りにガツ、ハツ、コブクロ、レバー、タンでしょうかね。
5種類のホルモンがそれぞれたっぷり盛られ、にんにく、しょうが、ネギも添えてあってなかなかのインパクトです。

朝〆ホルモンということで新鮮さは申し分なし!
処理もしっかりとされていて臭みもなし!
そして5種類もあると楽しいのがそれぞれの食感の違いっすよね。
シャキシャキしたコブクロ、プリッとしたレバー、とろけるタンなどなど…。
タレの調合も色々試せますし(けっきょく最後はゴマ油×塩に行き着いちゃうんだけど)、生肉好きにはたまらない内容だと思います!

しかしながら1人でこれを頼んだのは若干失敗で、想像すればわかってもらえると思うんですが、いくら新鮮とはいえ後半に行くに連れだんだん火の通った物が食べたくなって来る…。
こんだけの量の生肉だと、何人かでちょこちょこつまむのが正解でしょうねー。
もちろんお店ではなく自分のせいなんですが。

※ちなみにちょっと前の情報です。生肉が現在お店で提供されているかは直接ご確認下さい。


馬力さんは他にも何を頼んでも安くてとっても美味しいので、ここからはそれらをご紹介していきます〜。

例えば焼き物、これも素晴らしいクオリティ。




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レバ(110円)





生でも出せる新鮮な素材なんだから、もはや説明は不要だよね!




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馬力漬(190円)





安い!
砂肝を酢醤油で漬け込んである、おつまみには最高のメニューで、これはあれだ、高円寺大将のスタミナ漬けとほぼ一緒!
砂肝のこの食べ方って割と定番なのかな。
居酒屋界におけるスタミナ漬けシーンについては今後追求して行こうと思います。




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すじ煮込(390円)





この値段にして牛スジ肉がゴロゴロと入って、これ以上はないよなぁ…っていう1品。
いかにもチューブから絞り出しましたって感じなのは柚胡椒ですが、これがまたシンプルな味付けの牛スジに良く合う。




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思わずアップ!





トロトロな部分としっかりと歯応えが残っている部分が混在となり、スジ内バリエーションも豊かで、まじ満足度高いっす!
何はともあれこの存在感!最高!


この他に写真を撮り忘れたやつで特に印象深いのが「馬力とうふ」ってので、揚げ出し豆腐みたいな衣が付いてるお豆腐を鉄板に乗せ、にんにくとバターと醤油のタレで味を付けてあるやつ。
これがもうまじジャンク極まりないパンチ重視の濃い〜味付けで、とにかく威力が高い!
メニューにも“大本命!”みたいに書かれていて、「確かに酒飲みにはそうだろうなぁ」っていう最高さでした。




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じゃこカツ(250円)





そしてこれ!じゃこカツ!
これがね、そんなに大それたメニューではないんだけど妙〜にうまい!

じゃこ天ってあるじゃないですか?あのさつま揚げみたいな。
愛媛県は宇和島の名産みたいで、要するに魚のすり身を小判型に形成した練り物ですね。
あれに、パン粉を付けてカリッと揚げちゃってるんですよ!
その経緯はわかんないけど、他ではあまりお目にかからない料理ですよね〜。

不思議とクセになる味で、魚のすり身の上品な旨味と香ばしい衣のハーモニーがすごくいいんですよね。
揚げ物なのにあっさりしてるし、素晴らしい発想だと感動しました。
お皿にはからしと、野菜用と思われるマヨネーズが乗ってるんですが、この両方を付けちゃって食べるのがまた最高!
メニューには“四国直送”と書いてあるので、本場のじゃこ天なんでしょうね。
その辺のこだわりっぷりも頼もしい限りです!


とまぁ、数回行ったくらいじゃとても食べ切れない品数が取り揃えてある上に、何を頼んでも外れのない名店、今後もちょくちょく通わせて頂こうと思っております。


最後にこのお店の大将、ガタイがよくて無口で、ちょっと怖い系のお店なのかな?って一瞬思っちゃうかもしれません。
でも「ホッピーのナカ、そろそろ追加しようかな?」って頃になるとスッと自然な感じで近くにいてくれたり、帰る時は必ず「お気をつけて」と言ってくれたり、必要最低限ながらしっかりとした接客が大変に心地良いお店です。
是非確認しに行ってみて下さい〜!


ではこのあたりで!




より大きな地図で パリッコの「大衆酒場ベスト1000」 を表示



ぐるなび - 炭火焼とり 馬力 池袋西口店


posted by パリッコ at 12:00 | Comment(0) | 第26回〜第50回
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