おら、酒が飲みてぇだ!
うわ〜ん、とうとう終わっちゃったよ〜、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」。
普段TVドラマとかってほとんど見なくて、こと朝ドラに関してはこれまで一度も見たことなかったんですけど、あまちゃんに関する周囲の好意的な感想をやたらと目にし、「ちょっと見てみるか」ってな感じで見始めたのが第3週くらい。
それが回を重ねるごとにどっぷりとハマり、後半はもはや、あまちゃんを見ないと1日が始まらないという、北三陸の海に首まで浸かった状態。
毎日毎日素敵な内容で笑わせ、泣かせてくれた出演者やスタッフのみなさま、そしてクドカンさんには本当にありがとうと言いたいです。
いや大げさじゃなく、感謝。
ドラマを見終わってこんなにも大きな感謝の気持ちを抱いたのなんて初めてかもしれません。
そういえば僕以前、吉祥寺でクドカンさんをお見かけしたことあるんですよ。
その時は「あ、クドカンだー。普通に街歩いてるんだな。」くらいのテンションだったんですけど、もしこれが今だったら「ク、ク、ク、クドカン様〜!!!」と言って飛びついて、有り金を全部渡しながら土下座してたかもしれません。
出会えて良かったTVドラマ、あまちゃん。
内容に関して語り出すと収拾がつかなくなりそうなのでこのあたりにしますが、僕が特に感動した回があるんです。
それが、2013年9月17日に放送された、第146回。
これから見る方のためにもネタバレは避けますが、主人公アキちゃんの親友であるユイちゃんが、再起に向けて大きく動く重要な回でした。
これをボロボロ涙を流しながら見て、さらに繰り返し、真面目な話10回以上は見たと思います。
先の展開を知ってまた最初から見ると、出演者のみなさんの演技の素晴らしさを再確認させられたり、細かいネタに気付いたりで、全然飽きないんですよね。
全編において僕を楽しませてくれたあまちゃんですが、特にこの日の放送は、シナリオ、演技、セリフの全てから間に至るまで、もう完璧、超パーフェクトなエンターテイメントだと感じました!
で、繰り返し見ている時にふと、「最終回、酒飲みながらみんなで見たら最高だろうな〜」と思ったんですよね。
それを反射的にツイッターに投稿すると、何名かの方が「いいね」的な反応を下さいました。
もう「しめた!」ってなもんで、その場で会場を予約し、「もう予約しちゃったんで、行きましょう!」と、なかば強引にお誘いし、9月28日のあまちゃん最終回当日、“居酒屋で飲みながらあまちゃんの最終回を見る会”が決行されたというわけです。
無論、8時からの通称“本あま”は、各自家で静かに噛み締めながら視聴したいわけなので、みんなで見るのは12:45からの“昼あま”。
そもそもまず、昼間っから?居酒屋で?TVを見ながら?飲める店なんてあるの?って感じですよね。
それがあるんです!
そんなありがたいお店こそ、鶯谷駅前で24時間営業をされている「信濃路」さん!

ドーン!
山手線の駅ってそれぞれに違った顔を持っていまして、鴬谷は一言で言ってしまえば“駅前全部がホテル街”ないかがわしさ満点の街。
しかも駅前があんまり開けていなくて、「な〜んか隠してるな」と思いたくなるような、どこか秘密めいた、独特の雰囲気を持っています。
上の写真は信濃路の表玄関ですが、

裏口
はさらに怪しさ倍増。
上に見えるのは元三島神社。
おいおい信濃路、神社のお社の真下に位置してるじゃねーか!
とんでもないカオスな立地ですが、ご利益がありそうでいいですよね。
神社の真下で酒が飲める店なんて、そうそうないだろうし。
前回もすごかったんですが、今回もまた参加メンバーが豪華で、まずは僕と妻、一緒にレーベルをやってるDJイオとその彼女様、よく遊んで頂いている先輩である、安田理央さん、とみさわ昭仁さん、「クラッシュ・バンディクー」や「ラチェット&クランク」シリーズの日本版プロデューサーとしても有名な鶴見六百さん、そして光栄なことに何度か酒席をご一緒させて頂いているお酒の神様、ラズウェル細木先生!
こんなメンバーと同席させてもらって昼から酒が飲めるだけで天国なんですが、さらにあまちゃんの最終回まで付いて来るわけですから、大人って楽しいよな〜、やっぱ。
それでは、宴を始めましょう!
信濃路はちょっと変わったお店で、正面入り口を入ると目の前に厨房があり、左側がカウンター席のそば屋兼定食屋。
そして右側が座敷やテーブル席などの居酒屋スペースになっています。
24時間営業で立ち食い価格のそば屋を兼ねている点なんて、池袋の大都会との共通点を感じますが、こちらの方が大衆酒場としての趣は上でしょうか。

落ち着く景色
まずは生ビールで乾杯し、あとはもう、大人数ですので焼酎麦のボトルを頼んでそれぞれ好きに割って飲みます。

田苑(3500円)
おつまみも全体的に安心感のあるラインナップで、例えば

ポテトフライ(250円)
とか、

生姜焼(400円)
とか、

スナップエンド(330円)
とか、

あさりバター(350円)
なんてものでしみじみとお酒が飲めるわけですね。
どれも大衆価格であり、無骨でありながらきちんとうまいです。
とりわけ、

ハムエッグ(300円)
なんかたまんないですよね。
ハムの下には絶妙な火の通し加減の黄身が2つ隠れています。

いいでしょうが!
この卵をハムに絡めながら食べるというね。
たまんないっす。
それから外せないのが揚げ物!

豚かつ(300円)

ハムカツ(400円)
とんかつやっす!
ハムカツより安い!
「珍しいですね〜この値段設定」「でもよく考えると、ただの豚肉よりハムの方が高い時あるよね」なんて、書き起こしてみるとみみっちいことこの上ない会話がめちゃくちゃ楽しいです。
とんかつは食べやすいように切れ目かなんかが入れてあるのかな、非情にやわらかかったです。
ここは揚げ物の種類がかなり豊富で、上の2品に白身魚フライ(250円)とえびカツ(350円)を追加して、

4大カツ、夢の共演!
なんていう壮観な景色も見ることが出来ました。
大人数ならではの楽しみですが、どれも本当にうまいんですよねー。
さて、正午のスタートからあまちゃん話で盛り上がりながらワイワイと飲み、いよいよ“昼あま”の放送が近付いて来ました。
こんなに楽しくて、さらにこれからあまちゃんの最終回も見れる。
もう死んでもいい!ってくらい最高です。
なんですが!ここでなんとさらなる奇跡が起こり、結果この日の出来事はさらに一生忘れられないものになったんですよね。
実はこの日、以前からほんの少しだけ接点のあった、タブラ奏者のユザーンさんにもダメ元でお声がけしていたんです。
ただユザーンさんといえば、あまちゃんの音楽にも参加され、“「あまちゃん」に登場する「胡散臭いおじさんのテーマソング」が話題に”なんてニュースにもなった、完全なるあまちゃんの“中の人”。
「都合が付けば行きたいです」的にお返事を頂いていたのですが、さすがに無理だよな〜と思ってたんです。
そしたらなんと!昼あまの放送前にフラ〜ッと!

ユザーンさんがやって来た!!!
無理だと思ってみなさんにもお伝えしてなかったんで、これには一同騒然。
ちなみに上の写真、後列に写っている方も全員有名人な上、ラズウェル先生に至ってはさりげなく“太巻ポーズ”まで!(笑)
家宝モノの1枚となりました。
というわけであらためて、ユザーンさんも一緒に

あまちゃん観賞!

半年間ありがとう!
あ、そうそう、今日の店選びに関する最重要ポイントはもちろん“TVがある”でしたが、信濃路はその点、ちゃ〜んとクリアしてます。
もちろん予約時に「TVが見える席をお願いします!」と言っておきましたし。
しかしこういう経験ってあまりなかったんですが、めちゃくちゃ楽しいですね。
もう話は知ってるのでみんなであーだこーだ言いながら、自然と拍手も出ちゃったりして、やっぱりラストシーンではホロリとしてしまう。
なにしろこれだけ長く楽しませてくれたあまちゃんを“きちんと締めくくった”という感じが相当にナイスでした。
ちなみにユザーンさんはこの後、大切なリハーサルがあるということで早々に切り上げて次の仕事場へ。
お忙しい中ご参加頂き、本当にありがとうございました。
この後も宴は大いに盛り上がりまして、今日の締めくくりはやっぱりこれしかないでしょう!

ナポリタン(650円)
信濃路では最高級の部類に入るメニュー。

「ナポリタンと言えばこうだ!」と麺を持ち上げて下さる鶴見さん
これ、あまちゃんの中では“あばずれの食い物”なんて言われてね、重要なシーンで出て来るんだよな〜、なんて、最後までわからない方にはわからないネタ満載で失礼しました。
しかし何度でも言いたい!あまちゃん、半年間、夢と希望を本当にありがとう!
それでは、最後はユザーンさんのこの日のツイートを引用してお別れとさせて頂きましょう↓
「ラズウェル細木さんと『あまちゃん』最終回を観る会」というのになぜか呼ばれて居酒屋に来ている。店中の人が口々に各シーンの解説をしてくれて、ありがたいけれど放送は全く聞こえない。 http://t.co/3hSzXiezPo
— U-zhaan(ユザーン) (@u_zhaan) September 28, 2013
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」
より大きな地図で パリッコの「大衆酒場ベスト1000」 を表示
信濃路 鶯谷店 しなのじ - 鶯谷/居酒屋 [食べログ]
告知
2013年10月18日(金)
ラヴラヴ企画31「絶対安全剃刀」
下北沢 THREE
開催時間 / 18:00
開演時間 / 18:30
前売料金 / 1,500円(1ドリンク別)
当日料金 / 1,800円(1ドリンク別)
★高校生以下無料(年齢が確認できるものを持参ください。)
★遠方割引アリ(交通手段の領収書を持参ください。)
※ドリンク代別(500円)
出演 /
パリッコ(LBT)
鼓膜シュレッダー(LBT)
エイトロン+ビットロン(院長<The My Mints>)
DJ FujitaQuviokal(術ノ穴)
GAKUDAN_H1TOR1(楽団ひとり)from石巻
鉄雄(添田雄介 from MUDDY WORLD、俺はこんなもんじゃない)
やまのいゆずる
VJ / TSV(PUNSUCA)
Food / roll(とうめいロボ)
予約は各出演者または lun724(あっとまーく)hotmail.com まで
主催:ラヴラヴ企画
2013年10月26日(土)
CLUBLOVELY Vol.4
新宿 FNV
開催時間 / 24:00〜05:00
当日料金 / 2,000円
出演 /
Enjo-G
HONDALADY
LBT ← パリッコ出演
FQTQ
ミサイルチューバッカ
m1dy
KaoruChupa
オッチー
gatotsu
ポータサウンズ
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